こぼれ話

子供に”注意”をこころよく受け入れてもらうには?

こんにちは!

スタジオフォトアライ・ジュエ

店長の荒井ゆうすけです。


今日は、僕の娘とのやりとりで

「ちょっと、やっちまった」という話を。


子どもが、大人にとって

好ましくない行動をしたときに、

「ダメ!」といきなり注意することって

あると思います。


大体がとっさのことなので

そう言ってしまうと思うのですが、

いきなり、注意や否定は

コミュニケーション的にも

あまりよくはありません。


つい先日の夕食時、娘が

口に含んだ小松菜を

ベロに巻きつけて、

「パパ、見て!」と言って

少し楽しそうな雰囲気で見せてきたんです。


ここで返す言葉は色々あると思いますが、僕は

「それ、ダメ!口に入れたものを人に見せない!」

と、注意”だけ”をしてしまいました。


別に大したことではないのですが、

僕から注意を受けた娘は

一瞬、ため息をついて、

少し落ち込んだ表情を見せたんです。


「あっ、しまった!」と

そのとき僕は思いました。


娘の行動はマナー的にも適切ではないから

注意は必要だと思うんですが、


人は、(特に子どもは)注意だけで

明るく次へ向かうための行動はとれない

というのは、想像に難くないと思います。


僕がした注意

「それ、ダメ!口に入れたものを人に見せない!」

の、どこがいけなかったのか?


まず、娘への指示だけで、僕の言葉には、

なぜダメなのか?という理由がありません。


人は、理由のない、ただの指示だけでは

反発しやすい、もしくは受け入れられにくい

ということがわかっています。


ただ「〇〇をして」「〇〇をしないで」

だけだと、「なんでさ?」となりません?

それは、自分の意思や行動や人格を

阻害、否定されたように感じてしまうから。


つまり、攻撃されたと感じてしまうから

なんですね。


攻撃してくるのは、敵!

となってしまうので、防衛反応が出て、

そのあとの話を素直に聞くモードには

なりえません。


これがやっちまったポイント①、です。

せめて、僕は

「見た人がちょっと嫌な思いをするかもしれないから、

そういうことはやめようね。」

くらいは言った方が良かったです。

もしくは

「口の中の食べ物が落ちちゃうといけないから、やめておこうね」

と伝えれば良かった。


うん、後者の方がいいですね。

後者の方だと、人格否定も入っていない、

事実の可能性の話ですから。



そして、やっちまったポイント②。

サンドイッチ話法を使わなかったこと。

サンドイッチ話法とは

僕が勝手に作っているもので、


“Yes→But→Yes”のような

会話の流れにするというものです。

Butの注意を、Yesの肯定で挟み込む。


これだけで、メッセージの印象は

だいぶ変わります。


娘とのやりとりの例でいうと

「小松菜をベロに巻いたね」←Yes


「でも、落ちちゃったら悲しいし

キレイな食べ方でもないから

やめたやめた方がいいよ」←But


「夕ご飯を楽しく食べようとしたんだね」

or

「パパを楽しませようとしたんだね」←Yes

で、最後に「ありがとう」で締めます。


って感じで、

肯定(事実)・注意(メッセージ)・肯定(心情を察する)

みたいに、注意をサンドイッチのように

肯定で挟み込みます。


人は、一番直近の印象を

強く記憶するものなので

ラストは必ず、肯定的なものにします。


そうすると、悪印象にもならず、

伝えたいことも伝えられて、

理由もあるので、

受け入れられやすくもなります。


で、大事なのが1つ目の”Yes”の

“事実を言う”部分です。

これがあるだけで、

「ちゃんと見て、受け取ったよ」という

メッセージを相手に伝えられます。


そうすると、相手に受け入れられている

という安心感を与えることもできるので

次の話も聞いてもらいやすくなるのです。


僕のスタジオでの、お子様との接し方を

観察してもらうと、

だいたい、最初は「事実」を

話の切り口にしているところを

見てもらえると思います。


話が苦手な人は

切り出し方がわからないから

苦手なんだと思いますが、


まずは、客観的な事実から

スタートさせてみるといいと思います。


あくまで、「あなたのと縁を深めたいです」

というような想いを表すような

事実を拾い出してくださいね。


使い方次第では、ややこしいことに

なってしまうので(笑)


っていうようなことを知っていて

実践もできる、

メンタルケア心理士な自分ですが、


先日は、やっちゃいましたよ。。。


やっぱり、親子の関係だと

どうしても気が緩んでしまいますね。


そのあと(娘に嫌われたくないから)

Yes→And→Yesの(ぜんぶ、肯定にする)

サンドイッチ話法でたくさんお話しして

「パパ、大好きっ♡」をいただいたので

僕も娘もニッコニコで過ごせました!


そして、その様子を見ていた妻から

「挽回に励む、家庭内ヒエラルキー弱者の奮闘」という

非常になんとも言えないタイトルを付けられて

苦笑いになる僕でした(笑)


それでは今回はこの辺で。

あなたの心と人生が豊かになりますように。

ありがとうございました!


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